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『鋼の錬金術師』イズミ・カーティスが失った臓器を医学的に推測する

やっきー
やっきー

こんにちは!
産婦人科医やっきーです!



本日の【漫画描写で学ぶ医学】荒川弘先生『鋼の錬金術師』より、

イズミ・カーティスが失った臓器に関する考察です。

『鋼の錬金術師』と言えば、言わずと知れた名作ファンタジー漫画ですね。

私は十数年来の本作のファンなのですが、以前から気になっていたことがありました。



それは「イズミ師匠が失った臓器は何なのか?」ということです。

暗示する描写こそありますが、作中で明言はされていませんし、

(私が調べた限り)各種ガイドブック・ファンブックにも記載されていません。

やっきー
やっきー

ならば、医学的に推測してみようではありませんか。



そんなわけで、おそらく世界初の「イズミ・カーティスが人体錬成に失敗して持って行かれた臓器」に関する医学的考察を始めます。



イズミ師匠に関するおさらい

イズミ・カーティスは、夫のシグと共に南の都市ダブリスで精肉店を営んでいます。

一介の主婦でありながら並の軍人を凌駕する戦闘能力オールラウンドな錬成技術を兼ね備え、

主人公のエルリック兄弟に錬金術を教えた師匠として畏れられつつも慕われる女傑です。

出典:鋼の錬金術師 27話

彼女は過去に第一子を懐妊したものの、妊娠中の病気がもとで流産(または死産)し、

失った子供を取り戻すべく禁忌とされる人体錬成に手を染めました。

しかし錬成には失敗し、その代償として内臓を失います

これにより頻繁に血を吐く病床に伏せることが多くなるなど、虚弱体質となってしまいました。

出典:鋼の錬金術師 20話


やっきー
やっきー

しかし、ここで疑問が湧いてきます。



イズミは体調こそ確かに悪そうですが、卓越した運動能力は健在である上、

シグとの夫婦旅行を趣味としている等、一見して内臓を失った影響があるようには見えません

それも、「あちこち持って行かれた」と本人が言うように、失った臓器は複数あるようです。

エドワードがイズミに師事したのは、イズミが人体錬成に失敗した後のことです。

そしてエドワードが母親を人体錬成して失敗したのは11歳の時の話なので、

物語開始時のエドワードが15歳であることから、少なく見積もってもイズミが内臓を失ったのは5年以上前のことです。

失うことで体調が悪くなるが、5年以上も生きていられる臓器、しかも運動能力は保ったまま

そんな都合の良い臓器があるのでしょうか?



劇中の描写について振り返る


彼女が「持って行かれた」臓器を推定するために、まずは劇中の描写についてまとめてみましょう

失った臓器に関する言及がなされているのは、(私が調べた限り)以下の5シーンです


イズミ「(腹部を押さえつつ)内臓をね あちこち持って行かれた」

出典:鋼の錬金術師 25話

シグ「あいつ一人目の子供を身籠もった時に病気をしてな
頑張ったんだけど産んであげられなくて
その時二度と子供ができない身体になって…

その時から人体錬成を考えてたんだろうなぁ
結果あのザマだ」

出典:鋼の錬金術師 25話

イズミ「私は二度と子供を望めぬ身体にされ」
(血を吐き、お腹を押さえて這いずりながら)

出典:鋼の錬金術師 44話

イズミ「内臓を少し持って行かれてる
死んだ子を蘇らせようとして
結果もう二度と子を望めない身体になった」

出典:鋼の錬金術師 75話

ホーエンハイム「持って行かれた臓器貴女の罪の証だから戻せないけど
腹の中をちょいと整理して血の流れを良くしといた」

出典:鋼の錬金術師 75話


本考察最大の問題点について

さて、劇中の描写をこのように整理してみると、決定的におかしな描写が1つあることに気付きます。

イズミ本人は2度にわたり「臓器を失った」ことで「妊娠できなくなった」という発言をしていますが、

夫のシグさんはエドとアルを諭す場面で「妊娠できなくなった」あとに「臓器を失った」と話しています。

出典:鋼の錬金術師 25話
出典:鋼の錬金術師 75話


つまり、「二度と子供が望めない身体になった」ことと「臓器を失った」ことの前後関係に食い違いがあるのです。

この矛盾点ばかりはどう考察しても整合性のとれる答えに辿り着けなかったので、

本記事内ではシグさんが「エドとアルを優しく諭すことに集中しすぎて、うっかり話の時系列を間違えた」

という解釈にさせてください。

やっきー
やっきー

そういうことってあるよね。



シグさんファンの皆様には申し訳ない。

誤解のないよう言っておきますが、私がハガレンで特に好きなキャラシグさん傷の男スカーの兄者です。


ここで一度整理すると、イズミに起こった出来事の時系列は以下のようになります。

  1. シグとの子供を身籠った
  2. 妊娠中に病気になった
  3. 病気が原因で流産した
  4. 人体錬成に失敗して臓器を複数失った(血を吐きながら)
  5. 臓器を失ったことにより虚弱体質となった(頻繁に血を吐くようになる)
  6. ホーエンハイムが血の流れを良くしたら体調が改善した(以降は血を吐く描写なし)

この時系列に基づいて、イズミが失った臓器について考えてみましょう。



妊娠できなくなる臓器


さて、まず1つの臓器は簡単に想像がつくと思います。

それは「子宮」ですね。

「お父様」いわく『〇〇を欲して人体錬成するとそれに必要な◇◇を失う』という法則があるようですし、確かに劇中の描写からはその傾向が見られます。

この法則に基づくならば、やはり子宮を失ったと考えるのが自然でしょう。

出典:鋼の錬金術師 102話

さて、いわゆる女性の生殖臓器は「子宮」と「卵巣」です。

厳密に考えるならば、両方の卵巣を失うことでも妊娠はできなくなりますが、両方の卵巣を失うと体内の女性ホルモンが枯渇します。

今回は詳細を割愛しますが、イズミは一見してかなり若く見える美人ですし、女性ホルモンが枯渇することにより起きる「骨粗鬆症」「実年齢より老けて見えてしまう」などの不都合が起きているようには見えません。

以上より、イズミが失った生殖臓器は子宮であると思われます。



少し話は逸れますが、エドが左足を失った描写から考えると、

人体錬成失敗時のリバウンドは特定の部位を丸ごと失い、特に止血もされず出血し放題という状況になるようです。

出典:鋼の錬金術師 24話

子宮には「子宮動脈」を介して大量の血液が通っているため、子宮が丸ごとなくなると腹腔内に相当な量の出血をすることが予想されます。

ましてや子宮動脈は、エドの手足のように縛ったり押さえたりして止血することがほぼ絶望的な場所であり、開腹手術をしなければどうにもなりません。

やっきー
やっきー

というか、自宅でこんなことが起こったら普通死にます。



イズミが人体錬成に失敗してから病院で手術をするまでのスピード感相当なものだったに違いありません。

医学や科学が発展した『鋼の錬金術師』の世界ですが、ダブリスには凄まじい名医がいるものと思われます。



失うと血を吐く臓器

出典:鋼の錬金術師 44話

次に材料となるのは、人体錬成失敗の直後に血を吐いているシーンです。

基本的なこととして、子宮を失っても血を吐くことはありません。

子宮と口は直接つながっていないので、当然といえば当然ですね。

いわゆる「血を吐く」という症状は、医学的に2種類に分けられます。

それは「喀血」=「呼吸器(肺や気管)から血が出る」と、

「吐血」=「消化器(胃など)から血が出る」です。



まずは喀血の可能性について考えてみましょう。

内臓を失って喀血が起こるとすると、考えやすいのは「肺の一部を失う」という状況ですね。

しかし、子宮を失って一刻も早く開腹手術をしなければならない状況で、肺の手術まで行うのは現実的にかなり厳しいものがありますし、イズミがお腹を押さえるシーンからも肺を失っているニュアンスはありません

以上より、イズミが血を吐いているのは「吐血」=「消化器から血が出ている」と考えるのが自然です。


吐血の原因となりうる臓器は「食道」と「胃」と「十二指腸」です。

十二指腸の最後にある「トライツ靱帯」から先は「小腸」になるのですが、この小腸以降で出血が起こったとしても口から吐くことはありません。

大便に血が混ざるだけであり、この状態を「下血」と言います。

次に、こちらのシーンを見てみましょう。

出典:鋼の錬金術師 20話

皆で食事をするシーンでもイズミは食べておらず、お茶を飲んでいるだけです。

農家出身の荒川先生だけあって『鋼の錬金術師』には美味しそうに食事をとるシーンがよく出てきますが、

劇中全体を通して、イズミが食事をしている描写はこのお茶を飲んでいるシーンだけです。

(番外編ならばブリッグズ山での修行中に食事をするシーンがあります)

出典:鋼の錬金術師パーフェクトガイドブック2 師匠物語

これら「吐血」と「食事摂取不良」を考えると、イズミが失った臓器の2つ目は「胃」ではないか?と推測されます。

胃は食べた物を一定量貯蔵しておく役割もあるため、胃がん等で胃を失った患者さんは食事量が大きく減ります

そんな僅かな食事量でイズミの膂力や運動能力を保てるのかには若干の疑問もありますが、「胃」と考えて大きな矛盾はなさそうです。



時間が経っても吐血する?

もう一つ考えなければならないのは、「5年以上経ってもイズミが頻繁に吐血していること」です。

出典:鋼の錬金術師 20話
出典:鋼の錬金術師 27話

胃を失った直後に血を吐くというのは納得のできる描写です。

しかし、5年以上経てばさすがに胃を失ったことによる出血は無いはずであり、現在血を吐いているのは胃が原因ではないというのが妥当でしょう。

例えば、胃の摘出手術を終えて5年経った患者さん頻繁に吐血していたら明らかにおかしいですよね。

十二指腸か食道に何らかの吐血の原因があると考えるべきです。


十二指腸で血を吐く病気といえば、十二指腸潰瘍くらいでしょうか…

しかし、十二指腸潰瘍は胃液が十二指腸の壁を刺激して血が出る病気であり、胃を失った状態で患うものとは考えにくいところです。

よって、消去法で食道から吐血していることが推測されます。

慢性的に食道から吐血する病気といえば、「食道がん」「食道静脈瘤」「食道潰瘍」といったものが挙げられます。

まず、イズミが食道がんを患っているとは少々考えにくいですね。

もしも、エドやアルと初めて出会った5年前から吐血するほどの食道がんがあるとすれば、5年経った劇中時点ではかなり病気が進行しているはずです。

食道静脈瘤は、肝臓の機能が著しく落ちる「肝硬変」によって生じることがあります。

しかし、肝硬変という病気は体調がちょっと悪くなる程度で済むものではありません命に関わる重病です。

イズミの健康状態を鑑みるに、さすがに肝硬変になって5年経っているとは考えづらいですね。

すると、これまた消去法で「食道潰瘍」が疑われます。

食道潰瘍は胃酸や胆汁、膵液などが逆流して食道の粘膜を荒らしてしまうことによって起こるものです。

通常ならば、食道と胃のつなぎ目には「下部食道括約筋」があり、胃酸や胆汁、膵液などの逆流を防いでくれます。

つまり、イズミは人体錬成の失敗により胃を失うと同時に、下部食道括約筋の機能も落ちてしまい、逆流した胆汁や膵液が食道を荒らしてしまったのでしょう。

結論としては、イズミは人体錬成失敗で下部食道括約筋を丸ごと失ったわけではなく括約筋を栄養している血管を損傷してしまい、括約筋の機能が落ちてしまったものと思われます。

下部食道を栄養している血管は「左胃動脈」「左下横隔動脈」の2つです。

おそらく胃を失った時に「左胃動脈」も機能しなくなったと考えられるので、イズミが失ったのは「左下横隔動脈」ではないでしょうか。

これをホーエンハイムが改善させ、下部食道に十分な血液が巡るようになり、吐血することがなくなったということで辻褄が合います。



虚弱体質化について

出典:鋼の錬金術師 25話

最後に考えるべきは「あちこち持って行かれた」という発言ですね。

感覚的な話になってしまいますが、ニュアンスとしては臓器を3~4個ほど失っているような印象も受けます。

「左下横隔動脈」をひとつの臓器としてカウントするのは少し不自然なので、失っている臓器は「子宮」と「胃」の他にもあるのではないでしょうか

失っても比較的ダメージの少ない臓器としては、「脾臓」「胆嚢」「片方の腎臓」「片方の卵巣」といったあたりが挙げられます。

ここで着目すべきポイントは、イズミが虚弱体質になったことです。

出典:鋼の錬金術師 20話

そう考えると、イズミが失ったのは「脾臓」かもしれません

脾臓は免疫機能を司るほか、酸素を含んだ赤血球を溜め込んでおき、必要に応じて体に循環させる働きがあります。

そのため、病気で脾臓を摘出した方の中には「疲れやすくなった」と感じることが多いのです。



ただし、胃がなくなり食事量が落ち、栄養不足を起こしやすくなった結果の体調不良と考えても矛盾はないので、この推測はやや強引かもしれませんが…



結論


以上をまとめると、イズミが「持って行かれた」臓器は以下の通りと推測されます。

可能性がかなり高い臓器
  • 子宮 ⇒ 妊娠できなくなった
  • 胃 ⇒ 血を吐き、食事を多く摂れなくなった
  • 左下横隔動脈 ⇒ 食道潰瘍を発症し、頻繁に吐血するようになった
可能性がそれなりに高い臓器
  • 脾臓 ⇒ 虚弱体質化に関与している可能性がある
その他、可能性のある臓器
  • 胆嚢、片方の腎臓、片方の卵巣 ⇒ 作中の描写からは肯定も否定もできない

左下横隔動脈だけ臓器ではなく血管、しかもやたらピンポイントなことや、

食道潰瘍であれだけの出血が起こるのかという点には若干の疑問も残りますが、

ひとまず作中の描写と大きな矛盾のない結論に落ち着いたのではないかと思います。

それにしても全て腹部臓器とはいえ、これだけの臓器を失って出血しまくってる状態で、よく生還できたものです。

ダブリスの医療水準はすごすぎる。



まとめ


過去最長の記事になりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。

おそらく世界初の「イズミ・カーティスが持って行かれた臓器に関する考察」はいかがでしたか?

『鋼の錬金術師』は私が最も好きな漫画の1つであるため、記事執筆には医学論文を書くとき以上の熱量を込めました。

やっきー
やっきー

私としても、十数年にわたる疑問に対し一旦の結論を出せたことに満足しています。



しかし、この結論が唯一の正解というつもりはありません

私自身、記事執筆前に原作を何周も読み返しましたが、見落としている描写があるかもしれませんし、今回は産婦人科の専門外の分野も多く含まれているため医学的考察に誤認がある可能性もあります

よろしければ、コメント等で皆様のご意見やご感想を頂ければ幸いです。


また、記事中で紹介したイズミ師匠の修行時代を描く『師匠物語』は『鋼の錬金術師パーフェクトガイドブック2 師匠物語』が初出ですが、2021年12月に刊行された『鋼の錬金術師 20th ANNIVERSARY BOOK』にも掲載されています。

個人的にはこちらの方が情報量がさらに多く、番外編や4コマも多数収録されているため、ハガレンファンには非常にお勧めできる一冊です。



最後になりますが、本記事の執筆にあたり、

義兄のN先生(消化器外科医師)、友人のI先生(放射線科医師)には多大なご助言を賜りました。

ここに深謝の意を表します。



以下、関連記事です。

『鋼の錬金術師』に関する考察は幾度も重ねてきました。

『鋼の錬金術師』ウィンリィが立ち会った出産について産婦人科医学的に考察する

『鋼の錬金術師』最終決戦でホークアイ中尉が首を切られた描写について考察する

『鋼の錬金術師』マスタング大佐の「焼いて塞いだ」について考える

『鋼の錬金術師』ハボック少尉の下半身不随について考える




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6 COMMENTS

匿名

面白く読ませていただきました
「子を望めなくなった」という発言から子宮は失っていると思っていましたが、それ以外の臓器については考えたことなかったです

1点だけ…シグとイズミの時系列の食い違いですが、自分は以下のように解釈しています
・妊娠中に病気になり流産
・流産そのものか病気の影響で、”ほぼ間違いなく”子を産めない体になる
 →シグにとってはここが「産めなくなった」タイミング。でも、イズミは心のどこかで「まだ…」という気持ちがあった
・人体錬成に失敗して子宮を失う
 →物理的に100%産めなくなることで、イズミの「産めなくなった」タイミングになる

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やっきー

匿名さん
記事をお読み頂きありがとうございます。
楽しんで頂けたようで何よりです。
なるほど、その解釈は実に興味深いですね!シグさんやイズミの性格にも合っていると思います。
ただ、1度妊娠したにも関わらず、病気や流産をきっかけにその後の妊娠が難しくなる状態、というのが医学的に中々考えにくいところでもあります。
そこに至る何らかの筋道を思いついたら記事を更新しようかと思います。
貴重なご意見をありがとうございました!

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アラク

禁忌を犯した直後のイズミに迅速な手術が必要であったことはほぼ間違いありませんが、作中でエドがやったように(自身の命を賢者の石の要領で部分的に使用して)錬金術で肉体に応急処置を施した可能性はあるかもしれないと思いました。
エドと違いイズミには賢者の石を使用した経験はありませんが、死の淵に立たされていたこと、国家錬金術師レベルに錬金術に精通した人物であることを考えれば不可能では無いはず…?

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やっきー

アラクさん
記事をお読み頂きありがとうございます。
確かに仰る通りです!相当厳しい状況ではありますが、とりあえず止血だけ、であればイズミならやってのけてもおかしくないですね。
貴重なご意見をありがとうございました!

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アラク

やっきーさん
返信ありがとうございます。
コメントに書き忘れて、ものすごく後悔したことがあるので改めてコメントさせていただきます。
この記事、ものすごく面白くて夢中で読み耽ってしまいました。おそらく作者様がそこまで考えて描いていないであろうことを、あくまで好意的に、辻褄が合うことを前提として専門的な観点から検証する姿勢にとても好感が持てました。
あまりに面白かったために、それを伝えることが頭からすっぽり抜けてしまって、自分もこの面白い議論に参加したくて仕方が無くなってしまい、不躾なコメントになってしまったことをお詫び申し上げます。
またこのような記事を書いていただければ嬉しいです。大変楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。

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やっきー

アラクさん、再度コメントを頂きありがとうございます。
お褒め頂き大変ありがとうございます!
この記事は書いては消し、理論に穴を見つけては書き直し、他科の先生に監修を依頼し、を何度も繰り返して書き上げた力作です。
全記事の中で最も手間と時間をかけているのですが、その分アクセス数は常に一位をキープしており、ご好評を頂いている記事でもあります。
今後これ以上の記事を書けるかというと少し不安を覚えるところではありますが(笑)、読者の皆様に満足して頂けるものを書くため引き続き精進致します!

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